おはようございます。先週は、なかなか熱が下がらなかった次男ですが、どうやら溶連菌に感染していたようです。が、それいがにも何か別の原因もあり熱があったようでしたが、すっかり回復して元気に保育園に通っているようです。(自分の仕事でトラブル続きでお迎えに行けてない)@kjunichiです。
背景
plv8を以下のサイトよりバイナリで公式が配布している9.6系のPostgreSQLにインストールできた。 しかし、自分でplv8をビルドしてみたくなった。
本記事はその第一歩。とりあえず、手元でPostgreSQLをソースからビルド出来るか試した。
PLV8 binaries for PostgreSQL 9.6 windows both 32-bit and 64-bit - Postgres OnLine Journal
Windows 10でPostgreSQLをソースからビルドするには
まぁ、結論としては、
を読んで作業すれば良さそう。
自分のビルド環境の詳細は
にまとめてある。
ソースをもってくる
以下のページより、
9.6.3を選択して、DLした。Windows向けのzip形式は用意されていないので、tar.bz2、tar.gzを 展開できるツールが別途必要。とはいえ、この手の作業をしようという方は、cygwinなり、mingwなりの 環境がすでに入っているとは思う。
buildはどこだ問題
打ち込むコマンド例が出ているが、そこに出てくるbuildコマンドは一体どこにあるんだ!
少し版の古い日本語ドキュメントを見つけ、そこを注意深く読むと、本文中に src/tools/msvcで作業する旨の記述があり、build.batがこのディレクトリにあった。
bison.exe, flex.exeという名では入っておらず、これらをchocolateyで入れており、win_bison.exe, win_flex.exeで入ったので、 ログには、bisonがないよ的なものが出ていて、心配したが、ビルドは正常にできた。
cd src/tools/msvc build
動かすにはinstallコマンドで適当な場所にインストールする
ソースツリー直下のReleaseフォルダ配下にサブディレクトリ毎に各exeが置かれるが、これを直接実行しても、上手く動かなかった。 公式のドキュメントのインストールを実行し、インストール後のexeを起動すると動いた。(psqlコマンドで試した)
install C:\devpgsql
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