FirefoxでWebGLではなく、WebCLを動かした
WebCLをNightlyビルドのFirefoxに入れた
jsdo.itでもWebCLプラグイン向けの作品を[作られている方がいたり、前々からその存在は知っているのだが。ようやく自分の環境にもインストールして試すことができた。
js-ctypesを使っている模様
Firefoxにインストールする度に、ノキアのサイトに書かれているバージョンより自分のFirefoの版が上で、どうせこの手の実験的なプラグインだと、バージョン依存が強うそうと決めていたのだが、最近Atom Shellの追っかけに近いことをやっているせいもあり、ふとノキアのWebCLのコードを眺めていたら、全くC言語やC++のコードが見つからない、どうやら、js-ctypesというPythonのCtypesのjs版を使っている為に、ピュアjsで記述されているようだった。
firefox-js/js/modules/lib_ocl/ocl_libloader.jsm
これがわかったので、手元のMacBook Pro Retinaに入れているNightlyビルドのFirefoxに入れてみた。ノキアの説明通り、クリックして、ガイドに従うだけで最新のNightlyビルド版のFirefoxでWebCLプラグインがインストール出来た。
WebCLを試す
ノキアのサイトの確認用コードやデモは動いた。
以前見かけた、jsdo.itのWebCL向けの作品はAPIのバージョンが今となっては古くなってしまったようで、動かせなかった。
まとめ
WebCLはまだまだ、Firefoxでも随分前からプラグインは開発されているけど、環境依存が強いと勘違いしていた。js-ctypesがあるので、プラグインで比較的に容易に、ネイティブで実装された新しいものも叩ける模様。
あとはWebCLのAPI更新履歴が探れれば、jsdo.itの作品も手元で動かせそうだ。