この記事は@kjunichiの2017年パーソナルアドベントカレンダーの25日目の記事です 。
Xサーバーを入れるのがめんどい
Windows側にXサーバーを入れずに、HTML5に対応したブラウザさえあれば、 WSLでXクライアントを動かして、画面に表示する方法のメモ
概略図
WSL側に必要なモノ
xvfb
aptでXの仮想サーバーであるxvfbをインストールして、起動させる。
インストール
sudo apt-get install xvfb
起動
Xvfb :1 -screen 0 1280x1024x16 -ac &
x11vnc
今インストールしたxvfbサーバーをVNC経由で利用できるようにする。
インストール
sudo apt-get install x11vnc
起動
x11vnc -display :1 &
novnc
インストール
git clone https://github.com/novnc/noVNC.git
noVNCの起動
cd novnc ./utils/launch.sh
実行結果
Edgeや他のWindowsのWebブラウザでnoVNCで割り当てられたURLへアクセスすることで、WSL側のxvfbサーバーに アクセスできる。